• 2022.04.22
  • スマートについて

【手作業vsスマートマット】在庫管理のフロー比較

みなさまこんにちは、東洋ケアサービスです。
今回はスマートマットvs手作業(従来の在庫管理方法)で工程の詳細を見ていくことで、在庫チェックや管理にかける時間や手間の比較をしてみましょう。
スマートマットの最大のメリットは業務効率化です。
在庫管理とは、ただ在庫の数を数えて管理をするだけではありません。
業績の良い企業ほど在庫管理を徹底して正確に行い、企業の現状を把握し経営に活かすことで業績を上げています。
たかが在庫管理と思うなかれ、経営にとっての重要な業務こそが「在庫管理」なのです。

それでは早速、従来vs未来の在庫管理術を比較してみます。
今後の経営のご参考になれば幸いです!

【手作業vsスマートマット】在庫管理工程比較

在庫チェックにおける工程比較
在庫チェックの工程を比較してみよう

それでは早速比較する在庫管理の現場の事例をご紹介します。
今回は実際に製造工場で手作業だった在庫管理をスマートマットクラウド導入となった利用シーンのビフォーアフターのお話しを基に比較しています。
同じ状況で在庫管理のご担当をされている方も、現状と比較しながらご覧いただければさらに共感していただけるところもあると思いますので、ご覧ください。
 

比較していく事例
▶製造業
管理する対象・・1000点以上のねじ等の部品(販売商品に使用)

計数頻度・・毎朝
従来の管理方式・・手書きの表作成
発注作業・・作成した表を参考に手作業で発注

従来(手作業)
朝、部品の数を毎朝2時間以上にわたって計数
計数した結果は手書きのリストへ記入

計数後、データをExcelへ入力

作成済みデータからグラフを作成し発注の判断を行い発注

作業工程時間はここまでで午前中すべてを要します。

スマートマットクラウド導入後
スマートマットマットクラウドで在庫自動発注

終了!

工程比較と称しましたが、スマートマットは計数~データに反映までの工程は重量を計測することで完結してしまうので、特に今回の事例の様な小さな部品での所要時間には大きな差が生じます。
しかも、手作業で物の数を数える事でどうしても起こってしまう人為的ミスの心配もありません。

5S・ロケーション管理・ABC分析・入出庫管理・在庫管理システム
在庫管理の方法の基本あり、業務において重要とされている工程です。
これらを精査することで在庫管理の活用で経営を好転させる為のキーポイントとなります。

それでは、先ほどの事例に照らし合わせながら比較してみましょう。

 

スマートマットの導入で変わる在庫チェックの未来

業務効率化のために抑えておきたいポイント!
業務効率化に向けて抑えておきたいポイント!

在庫管理を成功させるためには
1.正確な在庫チェックの実施
2.在庫の理想的な状態を現状から考える
3.適正な在庫数や発注数の計画・実行・評価
これらのポイントを抑えておく必要があります。

この3つのポイントを抑えながら、在庫管理の具体的方法を確認していきます。

▷5S・・整理・整頓・清掃・清潔・しつけ(躾)
▶ロケーション管理

これは事前準備の段階の工程となりますが、小さい部品などは整理整頓を怠っていて紛失してしまったという経験はありませんか?
備品・商品の紛失は企業にとっては「損失」です。
たとえ小さなネジひとつでもチリも積もれば・・です。
スマートマットマットの導入と5Sの関係性ですが、実は導入企業様からのお声でよくいただくものが
「スマートマットクラウドの導入にあたって、スペースの確保の為の整理整頓維持のキッカケとなった」
というものもあり、スマートマットを設置しているスペースはどの企業様でもとても綺麗に整列されていますので、ロケーション管理はもちろん社内美化にも自然と一役買っているようです!
 

在庫管理は生産性の向上にとって重要作業
在庫管理は生産性の向上の為にも重要作業

▷ABC分析
在庫管理・顧客管理において対象を重要度に応じてABCのグループに分類、特性に応じて実施する管理方法で重点分析とも呼ばれる分析方法です。
取り扱っている商品や製品の中でも何を優先的に在庫管理を行うべきかを判断する為の重要なデータ分析です。
この分析には知識・経験・分析力が必要となります。
在庫管理においてはこの分析が最も管理能力の問われる責任のある業務となります。
この作業の結果が業績を左右するため、正確なデータと適格な分析が求められます。
すべてのカウントを人の手で行う場合はダブルチェックも必要となる為、正確なデータ収集をいかに効率よくリアルタイムなデータにして分析が出来るかという点においてはスマートマットの得意分野です。

▶入出庫管理
▷在庫管理システム
入出庫管理はその名の通り、商品の入出庫数をそれぞれ管理することです。
「時間・商品・個数」等を入出庫が発生するたびに記録することが重要です。
さらにこれらを管理するものが在庫管理システムです。
手作業では記録や記入もれ、Excelでの記録の場合入力ミス等が避けられません。
スマートマットはクラウド型のIOTシステムでこのフローの一括自動化を実現することが出来ます。

在庫処理の鬼門!棚卸しもイノベーションで定時上がり!

スマートマットなら置く棚卸し
スマートマットなら置くだけで棚卸し完了!

スマートマットの導入で在庫管理業務の作業効率化以上のメリットもたくさんあることが先ほどの比較で分かりました。
そしてもう一つ、在庫業務の中でも担当者の方が最も億劫な作業が「棚卸し」にもスマートマットは大きくではないでしょうか。
月に1度は行っている企業が多く、棚卸しが決算月のみの実施の企業は倒産率が高いと言われている程に経営把握の為、会計処理の為には重要作業となります。
 

棚卸しの方法には「実地棚卸」と「帳簿棚卸」の2種類があり、この2つの違いは
実地棚卸・・実際に在庫数を目視で確認して数を計数する
→物の変動のない営業後に実施している企業がほとんどで、商品点数の多い販売店などは営業時間を短縮したり、深夜まで作業が及ぶことも


帳簿棚卸・・データ(帳簿)上をもとに在庫の変化を管理する
入出庫があったらその都度、帳簿へ記入しているデータを基に棚卸作業をする。
営業中でも棚卸作業は可能ですが、帳簿への記入漏れ・間違いがあると実残との誤差が生じてしまう為に日頃からの確認作業を細かく行う必要があります。

スマートマットクラウドの棚卸しはすべて「自動」です。
これまでの棚卸しでは記録していた理論在庫と実在庫の乖離の発生が特に時間を要していたのではないでしょうか?
スマートマットに「置く」ことで実在庫→データ化の一連の作業を完結。
瞬時にデータとして出力可能、CSVやAPIの利用で現在お使いのExcelやシステムとの連携も出来るので、在庫管理はもちろん生産・購買システム等との連携も可能です。

この棚卸しの一連の業務効率化だけでも、スマートマットクラウドでのIOT化に魅力を感じて導入いただいている企業様もたくさんあるほど需要の多い機能です。
 

在庫管理業務の効率化は企業全体の生産性の向上へ?!

スマートマットクラウドで企業の生産性の向上をサポート!
スマートマットクラウドが企業の生産性の向上をお助け!

スマートマットクラウドで在庫管理業務をIOT化する事は、単純に在庫の業務時間を短縮するだけのメリットにとどまりません。
在庫管理や棚卸しをする方には正確で迅速な作業と判断力のある方を担当に配属しているはずです。
そんな素晴らしい人材をもっと専門的な業務に回すことができれば、企業内全体の業務効率化・生産性の向上に繋がります
仕事の質を高めることは生産性の向上や顧客満足度の向上となり利益にも効果が出てきます。

直接、営業活動や販売とは関係のない業務の為に効率化が経営に大きく関係のないものと思われがちな在庫管理や棚卸し作業ですが、企業全体として見ればどんな業務でも効率化を図り、IOT等の新しいシステムを導入する工夫は利益にも関わる大切な課題だということが分かりますね。

従来の手作業vsスマートマットクラウドでの在庫管理業務の違いをご紹介させていただきましたが、今回ご紹介したスマートマットクラウドのメリットはほんの一部に過ぎません。
これからも当ブログではスマートマットクラウドの魅力や活躍している事例のご紹介をしていきますので「もっと知りたい!」とご興味を持っていただければ、幸いです♪
スマートマットはお試しでご利用していただくことも出来ます。
最近は特に東京・埼玉・茨城・群馬・栃木でスマートマットで業務効率化をしている企業様が増加中です!
是非お気軽に東洋ケアサービスまでお問い合わせください。